やはりHIITは除脂肪には最強の運動?健康診断で知ったその威力

今日は健康診断に行ってきました。

結果としては体脂肪率が去年と比べ-1.2%、腹囲が-4cm、体重が-1.8kg。数字だけ見ると別に大したこともありませんが、週2回程度のHIITをゆるゆるやってこの結果なので、かなり満足しています。

体重測定で看護師さんに「運動をがんばってる数字になってますね」と言われたのは今回が初めてです。プロから見たらわかるんでしょうか。そこまで徹底的にHIITをがんばってるわけではないですが、続ければそれなりの成果は確かに出せるようです。

ハードなダイエットなら一カ月で体脂肪率を1%程度減らせるかもしれませんが、そんなレベルはめざしてません。あくまで日々の運動に取り入れられるトレーニングをやって、少しづつ体脂肪を減らすことを目指しています。結果、自分としては1年で一番体脂肪その他の数字を減らせました。今後もこのペースでトレーニングを続けます。


HIITをはじめたのは去年の9月半ばなので、おおむね9カ月で結果は出たことになります。HIITだけでなく朝のウォーキングや筋トレ、おやつを減らすこともしていましたが、ウォーキング自体は10年以上前からやってますし、おやつは減らしてもそのぶんプロテインでカロリーをとっているので、食事から得るカロリー自体はあまり減ってなさそうです。

ウォーキングはずっと続けていたのにここ数年は体脂肪の減りも停滞していたし、体重もそれほど変化してませんでしたが、今年は健診センターの看護師さんから「運動をかなりがんばった数字が出てますね」と言われるほどだったので、やはりHIITの効果が出ているようです。やっているのは週2回程度ですし、あまり限界まで追い込めてる気もしないのですが(主観的にはきついですが)、それでも続ければ少しづつですが結果は出るようです。

HIITはいうほど痩せないよ?って話もありますが、個人的には痩せる痩せないは別として、体力のない人はHIITをやったほうがいいと思っています。

というのは、体力がないと「体力をつけるための体力がない」状態になり、運動をするのがとても億劫だからです。

まさに私がそんな状態だったのですが、HIITを数カ月続けただけで心肺機能が大幅に強化され、以前は2回休憩をはさまないと登れなかった近所の山に休憩なしで楽々登れるようになりました。

こうなると、運動が楽しくなってくるのです。以前はすぐ息を切らしていたジョギングも続けられるようになったし、家でちょっとしたエクササイズをするにしても、疲れにくいから始めるハードルが低くなり、気軽に運動ができるようになったのです。

もしかすると、HIITそのものの効果より、こちらの効果の方が大きいかもしれません。HIITで体力がついたので、運動に取り組みやすくなり、ちょっとしたすき間時間にけっこう身体を動かしていた可能性もあります。なので、HIIT自体のダイエット効果が少なくても、あるいはアフターバーン効果が大したことなくても、「運動が楽しくなる」という副次的効果の大きさは見逃せないのです。


HIITはこうした目に見える効果以外にも、「きつい運動に耐えられた」という自信が身につくというメンタル面での効果もあります。メンタル面での効果といえば、セロトニンが出て気分がよくなるという指摘もありますが、個人的にはこれはあまり感じません。きつすぎて苦しくなるので……セロトニンを出す効果なら、朝ホエイプロテインを飲むのが一番だと思います。

いずれにせよ、HIITよりきつい運動はあまりないので、これに耐えられるならジョギングなど余裕です。今体力がなくて何するのもしんどい、という方は、ぜひHIITに取り組んでみるのをおすすめします。最初は筋肉痛になるでしょうが、しばらく続ければ圧倒的に体力の増えた自分にびっくりするでしょう。

なお、HIITを続けるとミトコンドリアが増えて若返る、といった話については、とくに効果は感じていません。おそらく正しいでしょうが、この点はそれほど自覚できていません。同年代とくらべれば若く見える方ではありますが、それでも視力は少しづつ下がってきています。エネルギッシュになるとか集中力が増すとか言ってる人もいますが、この点も特に変わりはありません。HIITもやはり万能薬ではない、ということでしょうか。